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【映画レビュー】ジョゼと虎と魚たち(アニメ) ★4

タイトル:「ジョゼと虎と魚たち」(アニメ)
個人評価:4  ※5段階評価
アニメ、恋愛

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あらすじ

大阪の大学生鈴川恒夫は、大学で海洋生物学を専攻。

海と魚が好きな恒夫は、ダイバーショップでアルバイトをしながらも、お金を貯めるためにバイトをかけもちし、慌ただしい毎日を送っています。

 

それも全てメキシコの大学に留学して、メキシコに生息する幻の魚を見るという夢があるからです。

そんなある日、坂道を転げ落ちそうになっていた車椅子の女性・山村クミコことジョゼを助けます。

祖母・チヅと車椅子で散歩に出たとき、チヅが目を離したすきに、誰かにいたずらされ、車椅子を押されたそうです。

 

「外には悪い奴らがいっぱいいるんだよ」とチヅはジョゼに言います。

 

助けてもらったのに恒夫のことを「変態」と呼ぶ口の悪いジョゼとは反対に、チヅはお金のなさそうな学生の恒夫を見て、夕食を食べていくことを勧めます。

恒夫はジョゼと2人で暮らすチヅから彼女の相手をするバイトを持ち掛けられ、引き受けることにしました。

 

幼少時から車椅子で生活してきたジョゼは、一日の大半を家の中で過ごしています。外の世界に強い憧れを抱いているのに、人とうまくコミュニケーションが取れません。

恒夫のことも信用できないジョゼは、恒夫がバイトに来るたびに、雇い主として冷たく当たります。

けれども恒夫は、「なんだ、アイツは」とショップの仲間に文句を言いながらも、ジョゼに真っ直ぐにぶつかっていきます。

 

ある日、恒夫は、ジョゼから「仕事だから、海へ連れていけ」と命令され、海へ連れて行きました。

久しぶりだという海を訪れ、海の水の味を知り、喜ぶジョゼ。恒夫は、初めてジョゼの可愛さと寂しさに気が付きます。

 

その後、「外出禁止」をうるさく唱えるチヅの目を盗み、恒夫とジョゼはたびたび外出して、次第に心を通わせていくようになります。

 

 

個人レビュー

ジョゼちゃんが魅力的ですね!

キャラクターが素敵だし、素直だし、可愛いし。

いつも言葉は強がっているんだけど、たまに出る素の言葉がすごく素敵でした。

 

そんな強がったり、本心とは違うニュアンスの言葉で纏っているジョゼちゃんが恒夫の事故後最初の言葉が謝りだったのはすごく素敵でした。

ジョゼという子を尊敬できたタイミングでした。

 

そして恒夫

恒夫は本当に素敵な人物です。

心が優しく素直で、、、ただそれによって苦しむこともあるよねと思いました。

ただ、一つ言えるなぁと思ったことはこんな素敵な学生生活は他にないなぁということでした。

素敵な仲間がいて、大切だと思える人がいて、大切だと思ってくれる人がいて。

すごく見ていて微笑ましい世界でした。

 

恒夫を立ち直らせるためにジョゼちゃんが絵本という手法で、子どもたちに読みかける形を撮ったのもすごく良かったです!最高でした!

あれだったらジョゼちゃんが伝えたいこと伝えられるよねって思いました!

 

1つかわいそうなのは舞ちゃんの恋が実っていないことです。

ジョゼちゃんと舞ちゃんどちらかは実らない恋なのだけど。。。舞ちゃんも本当にいい子だし素敵な人だと思いました!

 

ある街の日常を描いた素敵な学生ライフでした!!

 

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