【映画レビュー】Winny ★4.5
タイトル:「Winny」
個人評価:★4.5 ※5段階評価
ジャンル:ノンフィクション
あらすじ
2002年、開発者・金子勇(東出昌大)は、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト“Winny”を開発、試用版を“2ちゃんねる”に公開する。
彗星のごとく現れた“Winny”は、本人同士が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていく。しかし、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法にアップロードされ、ダウンロードする若者も続出したことから、次第に社会問題化していく。
違法コピーした者たちが次々と逮捕される中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑により、2004年に逮捕されてしまう。
サイバー犯罪に詳しい弁護士・壇俊光(三浦貴大)は、“開発者が逮捕されたら弁護します”と語っていた矢先、金子逮捕の報道を受けて急遽、弁護を引き受けることになり、弁護団を結成。金子と共に裁判で警察の逮捕の不当性を主張するが、第一審は有罪判決を下す。
ところが運命の糸が交差し、世界を揺るがす事件へと発展していく……。
個人レビュー
人間ドラマを描いた素晴らしい映画でした!!
この事件に対して当時戦った人たちも素敵ですが、この映画を制作した人たちや配給会社さんも素敵だと思いました。
映画の内容としては、金子さんの人間味がよく表現されていて、すんなりとキャラクターを理解できました。
その上で、これが実際に起きた出来事だと思うと、すごい大きな事件だと思います。
エンジニアや日本の未来のために戦った方々はとても素晴らしかったです。
金子さんを正義とした目線で描かれたこのメッセージがたくさんのエンジニアやこの事件を知らない人たちに届くといいなぁと思います。
メッセージがあり、本当によく伝わってくるとても素敵な映画でした。
見ていない人に是非見て欲しいですし、広がればいいなぁと思います。
この映画の元になっている壇俊光さんの本「Winny 天才プログラマー金子勇との7年半」も是非!!
【POD】Winny 天才プログラマー金子勇との7年半 (NextPublishing) [ 壇 俊光 ] 価格:1,980円 |